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ペットロスから脱するには? 経験者が知る「立ちはだかる2つの壁」とは

ペットロスから脱するには? 経験者が知る「立ちはだかる2つの壁」とは 穴澤 賢
sippo 1月23日記事より引用[https://sippo.asahi.com/article/14127181

先代犬の富士丸、いまは保護犬の大吉と福助と暮らすライターの穴澤賢さんが、犬との暮らしで悩んだ「しつけ」「いたずら」「コミュニケーション」など、実際の経験から学んできた“教訓”をお届けしていきます。

重度のペットロスに
 先日、某雑誌から取材の依頼があった。「何を話せばいいんですか?」と聞くと、ペットロスについてとのこと。取材で話す中で色々思い出したこともあり、スペースの都合上誌面に載らなかった話をしてみたい。

 「ペットロス(ペットロス症候群)」とは、愛犬(愛猫)との別れにより精神的・身体的不調になる状態。どこからがペットロスというラインは分からないが、私に関して言えば、一時期はペットロスだったといって間違いないだろう、しかも重度の。

 原因は、一緒に暮らていた富士丸との突然の別れ。7歳半で、健康診断でも問題なく、昼まで普通に元気だったのに、数時間家を空けて戻ると倒れていてすでに息をしていなかった。いつかいなくなることは心の奥底で覚悟はしていたが、当分先だろうと思っていたことが、不意に目の前に突き付けられた。その現実がどうしても受け入れられず、私は見事に壊れてしまった。

 つらい、悲しい、自分を攻めるという精神的な不安定さ以外に、食欲もなくなり、眠れず、記憶力もなくなり、洗濯機を回しながら掃除するというレベルのことすら同時にこなすことが出来なくなった。生きる意欲もなくなった。

 他にも色々あるが、書いたらきりがないので詳しく知りたい人は拙著『またね、富士丸。』を読んでみてね、知りたくないとは思うけど。なので、経験者としてペットロスについて語る資格くらいはあると思う。

色々あがいてみたけれど
 ペットロスからの乗り越え方について、色々語られていることはあるが、最終的に私は2つしかないのではないかと思う。まずひとつは、時間に任せること。私も引っ越ししたり、旅行してみたり、色々試したがたいして効果はなかった。結局、時間が経つのを待つしかないのかと思った。

 それは傷が癒えていくのとは少し違う。最初は頭の先からつま先まで全身を針で刺されるような鋭い痛みだったのが、段々と体の内側に入っていくにつれ鈍痛に変わり、それがやがて心の奥に沈んでいき、痛みはなくなるが黒い塊のようなものがどんと居座るような感じだった。それでももちろん表面上は普通に振る舞うことは出来る。あくまでも内面の話だ。
 はっきり覚えていないが、私の場合そうなるまでに2年くらいかかった。だから完全に癒えるわけではない。もっと時間が経てば更に変わるのかもしれないが、それは分からない。なぜなら、私は別の道を選んだからだ。

立ちはだかる2つの壁

 残るもうひとつの乗り越え方は、新たな犬(猫)を迎えることだと思う。ただ、新たに犬を迎えるには、これまた2つの壁が立ちはだかる。まずひとつは「またあんなつらい思いをするのかという恐怖」で、もうひとつは「あの子(先代犬)に申し訳ないという罪悪感」ではないだろうか。
私もそうだった。特に恐怖は大きく、大吉を迎える前は吐きそうになるほど悩んだ。罪悪感のようなものもあったが、大吉を迎えて分かったのは、富士丸への愛情は変わることなく、思い出も忘れることはない。富士丸がいなくなった穴を大吉が埋めたわけではない。穴はそのまま、特別な存在がまた増えただけだ。だから、そんな罪悪感は杞憂(きゆう)に終わると思う。

 恐怖は今でもあるが、大吉を連れて帰った最初の夜、無垢(むく)な寝顔を見て、吐くほど悩んだのが急に馬鹿馬鹿しくなった。思うに、私は犬がそばにいる暮らしがしっくり来る体質になってしまったのだろう。いつの間にか富士丸によってそう変えられていたのだ。

 あのままもう犬を迎えないという選択肢もあった。それはそれで普通に暮らせたと思うが、なんとなくつまらなかった。犬がそばにいる方が、しっくり来るし、楽しいし、彩りも豊かになる。おなかも減るし、よく眠れるし、意欲も湧いてくる。あいつめ、変な体質にしてくれたもんだ。

出会いはあっちからやって来ることも
 取材の最後に「現在、ペットロスで苦しんでいる人にアドバイスがあれば」と聞かれたが、新たな犬を迎えた方がいいと答えつつ、恐らく救いにはならないだろうなと思っていた。なぜなら本当につらいときは、誰の励ましの言葉も届かないところまで落ちているのを経験して知っているから。

 私にも「また犬を飼った方がいいよ」と助言してくれる人はいたが、表面では「そうですかね」と答えつつ、内心「放っておいてくれ」と思っていた。だから自分で決めればいいと思う。そもそも犬は人に勧められて飼うものでもないし。
ただ、犬はあっちからやって来ることがある。大吉は、本当に飼う気など全然なく、犬が好きだからちょくちょく見ていただけの「いつでも里親募集中」というサイトで、どうしても気になったのだ。

 その後、実際に見てみたいと連絡してしまったのがいけなかった。普通ならまずお見合いだけして、考える時間があるはずなのに、なぜか先方の事情で当日、その場でどちらか決めなくてはならない状況にどんどん追い込まれたのだ(詳しくは『また、犬と暮らして。』参照)。

 また、愛犬を亡くした知り合いは、たまたまインフルエンザにかかって休んでいる最中に里親募集のサイトである犬と出会ってしまい、たまたま近所で後日譲渡会があったから立ち寄ると、その犬が寄り添ってきて離れようとしなかったから引き取った、ということもある。

 だからあっちから来たら、そのときは受け入れよう。あとは、ペットショップで子犬を買わなくても、家族を募集している犬はいっぱいいるし、自分の体力的なことも考慮するなら成犬(猫)譲渡もある。私と同じ体質になってしまった方は、参考程度に。
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愛猫の最期 ゆっくりその瞬間を迎えさせてあげるためにできること

ねこのきもち 12/6配信引用 https://news.yahoo.co.jp/articles/316c2517da67b0b334ff4a074660af7c36ef8700?page=2

とっても悲しいことですが、愛猫との別れは必ずやってきます。雑誌「ねこのきもち」でご紹介した愛猫の死を覚悟してからの日々について、飼い主さんから寄せられたエピソードを紹介します。
愛猫を看取った経験のない飼い主さんから寄せられた疑問についても、専門家にお伺いしました。愛猫との最期の日。一緒に考えてみませんか? 

体が弱り、より甘えん坊になった愛猫と時間の許す限りスキンシップ
飼い主さんの手を枕にして寝るのが好きだった、甘えん坊のはるちゃん
山口県 M・Sさん はるちゃん(メス・享年13才)

愛猫の嘔吐が増えたので受診すると末期の腎臓病と診断。治療しても快復の見込みはないと説明されました。残りの時間を家で安心して過ごさせたかったので、家に連れて帰ることに。亡くなる1週間前のことでした。
もともと甘えん坊な性格でしたが、体が弱ってからは、さらにベッタリになりました。私の膝の上で食事を与えたり、ブラッシングをしたり、時間が許す限りスキンシップ。やさしく体をなでていると安心するのか、いつもそのまま眠りにつきました。
お別れの日、私が仕事を終えて帰宅すると、愛猫は窓辺で冷たくなっていていました。元気な頃は、夕方に窓辺に座り、私の帰りを待っているのが日課だったので、そのときも弱った体でそこに上り、いつものように私を待ってくれていたのだと思います。
今も後悔しているのは残業せずに早く帰ればよかったということ。
「はる、ごめんね」。

日向ぼっこをさせたくて、晴れるように祈り続けた1週間でした
最期までご夫妻に愛され続けた、晩年のヒゲくんです
栃木県 Oさん ヒゲくん(オス・享年21才)

愛猫が2日間何も口にしなかったので動物病院へ。腎臓がかなり悪い状態でしたが、21才の老齢ということもあり、延命治療はしないことに。「ゆっくり日向ぼっこさせて」という獣医師さんの言葉から、お別れが近いと察しました。
何か口にしてほしくて、あらゆるタイプのフードやペット用の水などを与えてみました。トイレにはフラフラしながらも自力で行こうとするので、手を添えてサポート。立ち上がれなくなってからはオムツにしましたが、お世話させてもらうのがこんなに幸せでうれしいことかと実感する日々でした。
獣医師さんのアドバイス通り、日向ぼっこをさせたくて、日当たりのいい場所にお気に入りのクッションを置き、愛猫を寝かせたりも。しかし、最期の1週間は曇りが続き、「晴れ間が出ますように」と祈りながら過ごしました。
夜は夫婦で愛猫を挟んで就寝。話しかけるとヒョイと顔や前足を上げて、最期まで私たちの気持ちに応えてくれながら、永遠の眠りに……。亡くなる前日から仕事を休ませてもらえ、たっぷり愛猫と過ごせたのは恵まれていました。

ここからは、愛猫を看取った経験のない飼い主さんから寄せられた疑問に、獣医師で動物病院専任カウンセラーの宮下ひろこ先生にお伺いしました。

自宅で息を引き取ったら動物病院に連絡が必要?
人は病院で死亡診断書を発行してもらいますが、猫は必要ありません。ただ、飼い主さんでは死亡しているか否か判断が難しいことも。その際は動物病院に連絡し、獣医師に確認してもらいましょう。エンジェルケア(死後の体のケア)をしてくる動物病院もあります。

ペット葬儀業者を探すタイミングは?
愛猫の死を考えるのは辛いことですが、その日は必ずやってきます。むしろ若いうちにネットで検索したり、ご近所の方に聞いたりして、ペット葬儀業者のあたりをつけておくと安心ですよ。

一般的な葬り方は?
ペット葬儀業者で火葬後、骨壺に遺骨を入れた状態で返してもらうのが一般的。その際、飼い主さんが火葬に立ち会う、業者に一任するなど選択も可能です。費用は約2~5万円ほど。

いつかなるかも…ペットロスのこと
愛猫の最期 ゆっくりその瞬間を迎えさせてあげるためにできること

ペットロスとは、愛するペットとのお別れによる悲しみから、感情、身体、認知、行動など、私たちに起るさまざまな反応のこと。「もっとこうしてあげればよかった」という後悔や、強い罪悪感がある場合、長く悲しみが続くケースもあるよう。その悲しみと上手に折り合いをつけながら過ごすために、できることを知っておきましょう。

悲しみを分かち合える人に話す
愛猫をかわいがってくれた人、同じ体験をした猫飼いの人などに悲しみを打ち明けて。否定されると逆効果なので理解してくれそうな人を選んで。

・写真の整理などをして幸せな時期を思い出す
愛猫が元気だった頃の写真を見返すことで、幸せだった日々が思い出され、気持ちが癒されることがあります。1冊の愛猫アルバムを作っても。

・月命日に愛猫の好物だったものをお供えする
愛猫の遺影を飾る人は多いと思いますが、月命日ごとに、大好きだったおやつなどをお供えしても。その際、ありがとうの気持ちを込めましょう。

いかがでしたか?  最愛の愛猫だからこそ、最期を看取るのは飼い主さんにとって大切な任務です。理想的なかたちでエンディングを迎えられるよう、あらかじめ考えておきましょう。

参考/「ねこのきもち」2020年2月号『いつかは訪れるサヨナラのために。大好きなあのコと過ごした最期の日々』(監修:動物病院専任カウンセラー、獣医師 宮下ひろこ先生)
文/SAY

犬が亡くなる前にあなたがするべき『5つのこと』

犬が亡くなる前にあなたがするべき『5つのこと』
 わんちゃんホンポ11/19より引用(https://article.yahoo.co.jp/detail/ae4741c94deda6edce231bc611021399c5ab58e3
高齢化している犬たち…死期が近付いたら準備を
すでにシニア期に入っている高齢犬の場合、考えたくはないですが、やはり行く行くは先に旅立ってしまうことを考えなければいけません。
「まだ元気だから…」と愛犬が亡くなってしまったときのことを考えていないと、いざ突然その時を迎えた際、満足の行く見送りができなくなってしまう恐れがあります。
また、犬が亡くなった時、悲しみに暮れる飼い主には大変なほど、やらなければいけないことが次々とやってきます。事前にその段取りを知り、必要な準備をしておくことで、ゆっくり、安心して愛犬を看取ってあげることができます。

犬が亡くなる前にあなたがするべきこと
では、犬が亡くなる前に私たち飼い主ができることは何があるのでしょうか。静かに安心して愛犬を見送ってあげるためにも、事前に準備をしておくことは大切です。犬が亡くなる前にすべきことをいくつか紹介しますが、それと共に、後悔がなるべく少なくなるように愛犬との思い出を作ることも大切ですよ。

1.どこで看取るか事前に家族で決めておく
まずは愛犬が亡くなる際に看取る場所を家族で決めておく必要があります。基本的には、入院先の病院で看取るか、自宅で看取るかの2択です。
病院で看取る場合、延命治療などの必要な治療を受けながら最期を迎えることができるというメリットがありますが、病院によっては面会時間や付き添える人数が決められている場合もあるので、事前にその点を確認する必要があります。
一方、自宅で看取る場合は、愛犬が住み慣れた環境で最期を迎えることができるというメリットがあります。また、家族全員が揃いやすいので、皆に見守られながら見送りやすいというのも特徴です。
しかし、自宅で看取る場合は、亡くなった直後から飼い主自身が適切な処置(死後硬直までの段取りや葬儀までの安置場所など)を行う必要があるので、余裕を持って準備しておく必要があります。

2.どのように見送るか葬儀の検討をする
基本的に愛犬が亡くなった際、火葬をすることが望ましいですが、火葬の方法、葬儀の方法にも種類がたくさんあります。基本的には、以下のような火葬・葬儀方法があります。

✔合同火葬
✔個別火葬
✔訪問火葬
✔土葬

この4つの方法が主流です。合同火葬の場合は、他のわんちゃんと一緒に火葬されるため、費用が抑えられるというメリットはありますが、1匹ずつ立ち会ったり骨を拾うことができません。
個別火葬には、一任型と立ち会い型と呼ばれる2種類があります。専用の葬儀場で行うことと流れは基本的に同じですが、一任型は、愛犬の遺体を葬儀場に預け、火葬からお骨拾いまでをすべて葬儀場側が行います。立ち会い型の場合は、火葬に立ち会い、火葬後はお骨拾いも飼い主が行えます。
最近増えてきた訪問火葬は、時間や日付に関係なく、自宅まで火葬車が来て行うことができるというメリットがあります。お骨拾いや愛犬の骨をペンダントにするなど、サービスは業者によって違うので、事前に確認しておきましょう。

3.亡くなった直後の対応を調べておく
愛犬が旅立った直後は、飼い主も悲しみに暮れているはずです。しかし、愛犬が亡くなって2~3時間後から死後硬直が始まるので、体が硬直する前に棺桶に入るよう体を丸めたり、目を閉じてあげたり、鼻の穴や耳などの穴にガーゼやティッシュを詰めるという作業が必要となります。
また、きれいな状態で見送ってあげるためにも、愛犬を安置する場所(ダンボールや棺桶など)には、タオルやペットシーツなどを敷いてあげる必要もあります。
さらに、死後硬直後、徐々に生き物の体は腐敗してしまうので、早めに火葬や土葬などの手続きをとったり、ドライアイスや保冷剤で体を冷やし、腐敗の進行を抑えるといった対応も重要です。

4.亡くなった直後に必要な物を用意しておく
前述した通り、亡くなってすぐに死後硬直が始まります。そのため、亡くなった後は悲しみに暮れる暇もなく、さまざまな準備をしなくてはいけません。
その準備のために必要な物を事前に用意しておくことも重要です。事前に用意しておけば、調べておいた手順を踏みながら、ゆっくり愛犬の遺体と向き合いながら、葬儀の準備を進めていくことができるからです。
亡くなった後に必要な物は、どのように見送りたいかにもよるので、事前に家族で話し合い、準備するものを購入し用意しておきましょう。

5.見送り後に必要な手続きも事前に確認
愛犬を埋葬し、愛犬との思い出に浸ってる最中ではありますが、犬が亡くなった場合、亡くなってから30日以内に役所へ死亡届を提出しなければいけません。これは義務として課されているので、必ず行わなければいけません。

最期の時まで愛情をたっぷり注いであげましょう
愛犬が亡くなった時のことを考えるのは、飼い主として悲しい気持ちになってしまいますが、大切な愛犬だからこそ、最期の時をゆっくり、家族全員で見送ってあげたいですよね。そのためには、事前に必要な情報を集め、準備をしておくことがとても重要です。

すでにシニア期に入っているわんちゃんの飼い主さんは、思い出をたくさん作りながら、いざその時が来たときのために、少しずつ準備をしておきましょう。

猫の寒さ対策とは?愛猫が冬を乗り切るためのポイントと注意点を解説

猫の寒さ対策とは?愛猫が冬を乗り切るためのポイントと注意点を解説
みんなのペットライフ2018年12月3日記事引用(https://www.min-petlife.com/235739

猫は寒がり?
「猫はこたつで丸くなる」という歌のイメージ通り、猫は寒がりな生き物です。
寒さ対策を始める前に、まずは猫が寒がりである理由や、快適に過ごせる温度などを知っておきましょう。

猫はどうして寒がりなの?
現代の猫の祖先は、もともと砂漠地帯に生息していた生き物。そのことから、基本的に猫は寒さに弱く、暖かい場所を好みます(ペルシャやヒマラヤンなど、一部寒冷地で生まれた猫は、例外的に寒さに強い場合もあります)。
特に短毛種の猫や、体脂肪が少ない痩せ型の猫、まだ体ができあがっていない子猫、身体能力が衰えつつあるシニア猫は、寒さを感じやすいと言えます。

猫の快適な温度と湿度
種類や月齢によって多少の差はあるものの、猫が快適に過ごせる温度は約18~26℃と言われています。寒がりなシニア猫の適温は、それよりもやや高めになります。
また、猫も乾燥により変調をきたすことがあるため、湿度は常に50~60%ぐらいをキープするのが理想です。
猫にとっての適温や適切な湿度は、人間である私たちとあまり変わらないと言えそうですね。

寒さ対策を始める時期
猫にとっての適温は人間とほとんど同じということをお伝えしましたが、私たちが「ちょっと寒くなったかな?」と感じる頃が、猫の寒さ対策を始める時期と言えるでしょう。
ちなみに、猫が体を丸めて動かなくなったり、毛を逆立てて体を大きく膨らませたりする様子が見られることがあります。これらは猫による「寒い!」のサインです。
本格的な冬に突入する前に、暖かく過ごすための支度を始めましょう。

猫の寒さ対策のポイント
具体的には、どんな寒さ対策をするとよいのでしょうか? ここでは、便利な防寒グッズや、自分で簡単に作れる対策グッズ、そして寒さ対策のポイントについて説明します。
猫の寒さ対策にはこんなグッズが便利!
■キャットハウス
寒いとき、猫が中に入れる四角やドーム型の“おうち”です。
色や形だけでなく、プラスチックや布、木、稲わらなど、素材もさまざま。自室のインテリアに合わせたものを選ぶのも楽しいですね。
■あったかブランケット
猫ハウスの中や、寝床に敷いて使います。わざわざペット用のものを買わなくても、100円均一で売っているようなものでOKです。100円均一なら、へたったり汚れたりしても手軽に買い替えられるのも利点ですね。
■ペット用のこたつやヒーター
猫が低温やけどしないよう、もともと温度が低めに設定されているグッズも販売されています(人間用のものも使えますが、猫にとって熱すぎる場合があるため注意!)。
特に猫用のこたつは、一度使ったら病みつきになってしまうかもしれません……。

今すぐ実践できる寒さ対策は?
まず簡単にできる寒さ対策は、暖房設備を使った室温の調整です。
冬場は26℃前後を保つように設定しましょう。エアコンなどの熱風が直接猫に当たらないようにするためには、サーキュレーターを設置するのもいいです。
また、部屋の中でも窓際は冷気が溜まりやすい場所です。猫ハウスや寝床は、窓際からなるべく離れた場所に設置してましょう。
ケージを使用している場合は、上から毛布をかけると中の保温性を高めることができます。

お留守番のときにおすすめの寒さ対策
猫を留守番させるときも、エアコンのスイッチはオンのまま。
電気ストーブやペットヒーター、こたつなどの暖房器具は便利ですが、猫のイタズラで思わぬ事故につながる可能性もあります。留守番中はブランケットや湯たんぽのようなアナロググッズをうまく活用するといいでしょう。
また、冷気の通り道になるドアの隙間を埋めたり、窓に断熱効果のあるシートを貼ったりすることも有効です。

水飲み場やトイレを暖かい部屋に移動する
寒さ対策をするときは、水飲み場やトイレの位置にも気を配りましょう。
猫が「快適な部屋から動きたくない! 寒いトイレには行きたくない!」となると、膀胱炎を引き起こす原因になります。
また、暖房器具を多用する冬は、乾燥にも注意が必要です。猫が冷たい水を飲みたがらないときは、いつもよりもぬるめの水を用意してあげるとよいでしょう。

猫の寒さ対策の注意点
猫の寒さ対策に暖房器具を使う方は多くいますが、火や電気、熱を利用するといった性質上、ちょっと注意が必要な面もあります。
寒さ対策と、猫の安全対策は同時に行うことがベストです。

電気ストーブやヒーターによるやけどに注意
猫がストーブやヒーターの上に乗るような光景を見ることがありますが、これはとても危険です。
暖房器具の側は高温になるため、接触によるやけどの心配があります。
また、ストーブやヒーターに近づきすぎると、猫の被毛が焦げてしまうこともあります。
ストーブガードやサークルを使って暖房器具の周辺を囲い、猫が近づきすぎないようにしましょう。

湯たんぽやこたつの当たりすぎに注意
人間にとっても冬の定番グッズである、湯たんぽ。猫の寒さ対策としても非常な便利なグッズですが、使用の際には低温やけどに注意する必要があります。
使用の際は、布を巻くなどして、猫の体に直接湯たんぽを触れさせない工夫をしましょう。
こたつもまた、猫を病みつきにしてしまうグッズです。
こたつを使用するときは、低温やけどに加えて、熱中症や脱水症状、酸欠にも注意。ときおりこたつの中を開けて換気するとともに、中を覗いて猫の様子をチェックしましょう。

乾燥対策にも気を配って
猫が快適に過ごせる湿度は50~60℃前後。空気が乾燥すると、肉球や皮膚がカサついて荒れたり、ウイルス感染しやすくなったりしてしまいます。
乾燥対策としては部屋の中で加湿器を回すのが一番ですが、濡れタオルを吊るすことでも代用できます。

猫の寒さ対策グッズは手作りできる?
専用のものを購入しなくとも、実は猫の寒さ対策グッズは身近にあるもので手作りすることができます。
材料さえあれば簡単に出来てしまうので、ぜひ一つ作ってみてはいかがでしょうか。

■段ボールで作る猫ハウス
≪用意するもの≫
猫がすっぽり入るサイズの段ボール1つ、ガムテープ、ブランケット、カッターまたはハサミ

≪手順≫
・組み立てた段ボールに、猫が出入りできるぐらいの穴を開けます
・中にブランケットなどを敷いて、完成です!
・出入口の周りをガムテープで補強すると長持ちします

■ペットボトルで作る湯たんぽ
≪用意するもの≫
耐熱用のペットボトル(あったかいお茶が入っていたものなど)、お湯、厚手の靴下や古布

≪手順≫
・耐熱用のペットボトルに、40~50℃程度に温めたお湯を入れます
 ※これ以上の高温になると、低温やけどの原因になります
・しっかりペットボトルの蓋を締めます(猫がイタズラで開けられないぐらい)
・ペットボトルを靴下や古布で覆って完成です!

■着なくなったフリースやセーターで作るベッド
≪用意するもの≫
長袖フリースやセーター、バスタオル、両面テープ、ブランケット

≪手順≫
・フリースやセーターの首元を両面テープで止めます
・バスタオルを棒状にまとめ、腕の部分に通します
・片方の袖をもう片方の袖に入れて、輪を作ります
・余った胴の部分を、輪の内側に入れ込み、形を整えます
・上からブランケットをかけて完成です!

まとめ
以上、本格的に寒くなる前に考えたい、冬の寒さ対策の解説でした。
寒くて動くのもおっくうになる寒い時期ですが、簡単にできる防寒対策から試してみることをおすすめします。
寒さ対策を万全にして、愛猫と楽しく冬を乗り切りましょう!

ペットが亡くなったらどうすればいいのか。 安置の方法や供養の仕方について

ペットが亡くなったらどうすればいいのか。 安置の方法や供養の仕方について

悲しいことですが、ペットとのお別れは必ず訪れるもの……。ペットとのお別れにとくに決まった形式はありません。さまざまな方法のなかから、飼い主さんが納得できるお別れを選びましょう。 ここでは、愛犬を自宅で看取ったあとにできること、そして愛犬の死後も心穏やかに過ごせるよう、ペットロスの症状やそれを乗り越える方法などをご紹介します。

ペットが亡くなったら…①安置、納棺
死後硬直とは
犬は亡くなると、多くの動物と同じように、死後硬直が起こります。
死後硬直とは、筋肉や関節が硬化する現象をいいます。犬の場合はだいたい死後2~3時間で始まるといわれており、硬直は手足から腹部、頭部へと広がっていきます。

死後硬直の前にお清め
愛犬が亡くなったら、死後硬直が始まる前にお清めを行いましょう。
いつものブラシで丁寧に毛並みを整え、開いている場合は目と口を閉じてあげます。
目は手を添えて閉じさせるのですが、スムーズに閉じない場合がほとんどです。その際は強い力を使ったり、無理矢理したりしないようにしましょう。閉じなければそのままで構いません。
次に、お湯で湿らせた布で、お顔まわりと全身をやさしく拭き、尻尾を整えます。
愛犬の手足がピンと伸びていると、棺におさまらない場合があります。硬直が始まる前に、両手足の関節をゆっくり胸のほうへ折り曲げてください。
お清め中、口や肛門から体液が滲み出ることがあります。ガーゼなどで拭き取りましょう。排せつ物が出てくる可能性もありますが、死後硬直が始まれば次第におさまります。

棺桶に適しているもの
素材は段ボール、合板、桐、また、おくるみのような形状をした布製、カゴ型のやなぎ製の棺などがあります。
しかし、これらの素材は火葬の一緒に入れられないことが多いので注意しましょう。
理由は、燃えるものの灰が多く出る、逆に燃えにくいなど、お骨に影響を与える可能性があるためです。火葬の際に棺から出して、遺体と副葬品を火葬するという業者もあるようです。
火力の問題もあり、細かな規定は施設それぞれ違いますので、問い合わせの際に確認してみましょう。
安置、納棺の方法
愛犬の体が入るサイズの箱やカゴを用意しましょう。体液がしみ出すことがありますので、一番下にビニールやトイレシートを敷きましょう。
次に、愛犬が愛用していた毛布やタオルを敷きます。
腐敗の進行を遅らせる必要があれば、保冷剤を入れます。頭とお腹部分には多めに置いてください。
最後に、愛犬の体をバスタオルなどで包み込むようにすると、保冷性が高まります。

ペットが亡くなったら…②供養
ペットの安置、納棺が済んだら供養について考えましょう。ペットの場合は埋葬か火葬か選ぶことができます。
埋葬
埋葬とは「遺体を土に埋めること」つまり土葬のことです。遺体をそのまま埋める方法と火葬後に遺骨を埋める方法があります。
お骨や遺体を、公共の場や他人の土地に埋めることはできません。自宅の庭など私有地であれば埋葬は可能ですが、将来、売却や譲渡などで他人の手に渡る場合もありますので、あらゆる可能性を考えて決めましょう。
埋葬すると決めたら
まずは場所を決め、穴を掘ります。火葬のあとのお骨埋葬でしたら、深さ30cmくらいを目安に掘るといいでしょう。お骨を骨壺から取り出し、ガーゼなどの布で包んで埋葬します。
遺体をそのまま埋める(土葬)場合は、埋める場所が浅いと、カラスなどに遺体の臭いを嗅ぎつけられ掘り返されてしまうおそれがあります。深さは1m以上が望ましいです。遺体は綿やシルクなど天然素材の布で包みます。ポリエステルなど化学繊維は土に還りにくいため、使用しないようにしましょう。

火葬
火葬とは「遺体を焼き、残った骨を葬ること」です。人の供養の際にも行われている方法です。
現在、多くのペット専用葬儀社があり、さまざまなサービスが用意されています。
火葬からお骨上げまで立ち合いが可能なところ、遺骨の返還、手元供養や分骨が可能なところなど実にさまざまです。料金も葬儀社によって異なりますので、納得いくまで調べてみましょう。
また、昨今では、住民のペット焼却を引き受けてくれる自治体も増えてきました。
民間の葬儀社と比較して費用がおさえられる点がメリットです。個別火葬や遺骨の返還が可能な自治体も、少しずつですが増えてきています。後悔しないようにしっかり考えて決めましょう。

供養
供養の方法はは大きく分けて二つあります。一つは納骨堂や霊園などに納骨し供養する方法、もう一つはお骨を自宅等身近に置き供養する手元供養です。
霊園は、人間の霊園にペット霊園を併設しているところや、お寺が運営している霊園などもあります。合同墓と個別墓があり、霊園によっては定期的に大きな法要を行っています。
お骨を自宅など身近な場所に保管する手元供養には、特にしきたりはありません。
仏壇スペースをつくり、お線香をあげたりお花を供えたり、分骨しキーホルダーにして持ち歩いたり、飼い主さんご自身が納得できる、自分なりの供養が可能です。ペット用仏具も多くの種類が販売されています。

ペットが亡くなったら…③手続き
愛犬が亡くなると、納棺や火葬などお別れの手配で精一杯で、しばらくは何もしたくない状態になってしまう方がほとんどだと思います。
しかし、狂犬病予防法の観点から、犬が死亡した場合には自治体への30日以内の死亡届け提出が義務づけられています。
鑑札や注射済票の返還が必要な場合もありますので、連絡をしてみましょう。
ペット保険に加入している方は、解約手続きが必要です。
血統書や発行されている場合は、血統書団体への届け出が必要なケースもあります。

ペットが亡くなったら…④ペットロス
もし、最期の瞬間をそばで過ごすことができたなら、これまでの思い出、感謝の気持ち、労いの言葉などを愛犬に伝えてみましょう。
最期の瞬間に伝えられなければ、火葬の前でもいいですし、思いを文字にし、棺にお手紙を入れるのもいい方法です。
愛犬とのお別れは耐え難いものですが、感謝の意持ちを伝えることができれば、いくらか心は救われます。

ペットロスの症状
・突然悲しくなり、涙が出る
・無気力、虚無感
・疲労感、疲れやすい
・楽しい、嬉しいという感情が持てない
・眠れない、食欲がない
・吐き気、めまい、胃痛、頭痛、発熱など

これらの症状は時間が経つにつれ軽くなっていきます。悪化したり、長引いたりした場合は、親しい友人やペットロス専門のカウンセラーに相談されることをおすすめします。
乗り越える方法
悲しみを解放させる
悲しみから逃れようと感情に蓋をしたり、無理に忙しくして気を紛らわせようとしたりせず、泣きたいときは思いっきり泣きましょう。

愛犬に手紙を書く、誰かに話を聞いてもらう
初七日、四十九日、月命日などのタイミングで、愛犬に手紙を書いてみましょう。
手紙を書くことで混乱した感情を整理できます。後悔や悲しみを文字にし、気持ちを整理できれば、愛犬が亡くなったという理不尽な現実をゆっくりと受け入れられるようになるはずです。
撮りためていた写真や動画を見たり、アルバム作りをしたりして、思い出を整理するのも有効な作業です。
誰かに話を聞いてもらうのも、ペットロスを乗り越えるのに効果的な方法です。身内や親しい犬友達ではなく、あえてSNSで出会った犬友達や、初対面の人に頼るという方法もあります。愛犬との思い出話を聞いてもらいましょう。

友人がペットロスになっている場合
友人との間柄、状況などで適切な言葉は違いますが、言ってはいけない言葉は共通です。
例えば「かわいそうに」「まだ若かったよね」などの言葉や、「そんなに泣いていたら〇〇ちゃん(亡くなったペット)が悲しむよ」のような、飼い主さんの悲しみを否定する言葉は言ってはいけません。
過度ではない自然な励ましができれば良いですが、実は話を聞いてあげるだけでも十分という場合も多いのです。お花を供えに行くのもいいでしょう。
ありったけの愛情を注ぎ、できる限りのお世話をしてきても、後悔はつきものです。後悔は、悲しみをさらに強めるのかもしれません。
けれども、後悔は正常な感情です。ペットロスは当たり前の反応だと知っておくのは、必要以上の悲しみを背負わないために大切な知識となるでしょう。

2020年9月25日みんなのペットライフ記事引用(https://www.min-petlife.com/263029)